園長ブログ

2019年が いい年でありますように

2019/01/05

10月の運動会では身体発達を、12月の生活発表会では言語、音楽、認識など内面の

成長と保育士や友達との関係の中で遊ぶ姿を見ていただきました。

小さい子どもたちの遊びは大人から見れば何が楽しいのだろうかと

思うようなものもたくさんあります。

赤ちゃんの時から子どもたちはそんな遊びをする中で指先も頭も使い、

次はこうしてみようと言う見通す力も付けていくのです。

受け身の状態で遊ぶことは子どもが持っている力を奪ってしまうことになります。

先取りしていろんな習い事や、教材を与えたり、電気仕掛けのおもちゃに

遊ばされるのでもない、子どもたち自身が色々イメージしながら遊ぶ中で

育つ力がたくさんあります。

年長児が生活発表会で披露した早口ことば、あやとり、手合わせなどは遊びの中で

形を変え生み出していける遊びです。

以前からあるものにオリジナルを付け加え自分たちのものとして遊ぶことが

楽しめるようになります。またそのことを保護者の方々に披露することで

「大きくなった」「面白かった」「よく考えたね」と褒めてもらうと子ども自身が

大きくなったことを確信できるようになります。

子どもの成長には、子ども自身が「大きくなった(力をつけた)」ことを

実感できることが次への成長につながります。

生活発表会当日にお話しをしましたが、「あそこがまだ成長できていない」と

子どもの課題にばかり目が向くと子どもは立ち止まってしまします。

課題はあるけれど成長したところを認められるとそこから前へ進んでいこうとします。

成長したところを伸ばしながら、ちょっとだけ課題を頑張れるようアプローチ

していくと子どもは受け入れていこうとします。

お正月には親族の方々に会い、きっと「大きくなったね」と子どもたちの成長を

喜んでもらえるでしょう。その時には思いっきり親ばかになって子どもたちの成長を

自慢してください。

子ども達はそれを聞いて嬉しく、こんなにも愛されていると実感するはずです。

2019年がいい年でありますように。

幼児教育無償化・給食食材費の実費徴収について

2018/12/05

先日、「幼児教育無償化・給食食材費の実費徴収について」のチラシを配布しました。

幼児教育無償化を検討という報道があり、全ての子ども達が就学前教育を受けられる

ようになると喜ぶ反面、その財源はどこからくるのかということも思っていました。

幼児教育無償化の内容が見えてくる中で全面無償化ではないことが分かってきました。

保育園の給食食材費は「幼児教育・保育の無償化」の対象から外し、保護者から

実費徴収することを決定しました。

これまで給食費(食材料費)は、3歳以上児の主食代を除いて保育費用としてきました。

それは、「保育所保育指針」でも保育における食育の重要性が強調されていることからも

わかります。また保育園でも給食は保育の一環として、保育カリキュラムにも組み込んで

います。これまで給食食材費は保育費用としており、保護者から徴収する保育料の一部

として保護者が負担をしていました。現在、福岡市が徴収している保育料は、保護者の

所得に応じて金額が決められています。

その金額は15区分あり、A・B階層の方(国基準はA階層のみ)については保育料が

かからないようになっています。しかし、給食食材費の実費徴収化になれば保育料が

かかっていなかった世帯にも3,000円の主食費と4,500円副食費の合計7,500円が

徴収されることになります。このことは「すべての子ども達が保育・幼児教育を

受ける機会」を奪うことにもなりかねません。また、延長保育の給食食材費についても

徴収するとなると現在の延長保育料よりも高く金額を設定することになるのか。

保育園で徴収する金額が高額になっていくことへの懸念もあります。

給食食材費の滞納が続けば、滞納児への給食提供も難しくなるかもしれません。

「幼児教育・保育の無償化」を進めるのであれば「すべての子ども達が保育・幼児教育を

受ける」ことができるようにすべきです。

今後「幼児教育・保育の無償化」への要望をしていきたいと思っています。

その際には、ご協力をお願いすることもあると思います。宜しくお願い致します。

私達のねがいを届けよう

2018/11/01

秋になり保育運動の季節がやってきました。

先月、全国私立保育園連盟、全国保育団体連絡会の署名用紙を配布いたしました。

この署名は、私達のねがいや要望を「請願項目」にまとめ、その内容に賛同してもらい

国や自治体の議会や行政機関に対して要請するために使用します。

私は20年ほど前にこの署名運動の中で当時の厚生省(厚生労働省)に福岡市の保育について

話しをしに行きました。また福岡市には、保育園に入れない子がたくさんいるのであれば

保育園を作って欲しい、また公立保育園をなくすようなことはしないでほしいと要望を

していました。しかし当時は少子化のため、今後保育園は縮小化していくため保育園を

増やすことは定員割れの保育園を増やすことになると待機児問題は一時的な問題だとの

見解でした。確かにその当時は東区の保育園が1箇所閉園や公立保育園の民間委託など

ありましたが、現場で働いている私達には一時的な問題であっても子ども達にとって

保育環境は大切なことだと要望をしていきました。厚生省との懇談で福岡市のことを話し、

その後定員緩和(定員の125%入園)が3年続けば定員増をすることになりました。

そのことにより一時しのぎの保育運営ではなくなったことに署名運動の力を身をもって

感じました。またその当時から待機時対策として保育園建設が進んでいれば今のような

待機児問題が軽減されていたかもしれません。

11月には福岡市長選挙があります。福岡市の保育行政を決める市長には子どもたちの

保育環境問題や職員処遇問題など真摯に取り組んでもらうことを願います。

市長選挙は福岡市の子どもたちの問題を「こうしてほしい」「どうにかしてよ」の

気持ちを表明する機会でもあります。その機会を大切にして欲しいと思います。


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