園長ブログ

文集 まつぼっくり

2020/02/01

雑誌「ちいさいなかま」の2月号の特集が「もうすぐ卒園」です。

「育ちあってきたなかまと いっしょに過ごす日々もあとわずか。新しい生活を前に、

楽しみだけど不安だってある。大切にしたいことを考えます。」とその特集のページの

はじめに書いてあります。卒園を前に思うことを保護者や保育士からコメントが

寄せられています。これらを読むと今年度の卒園式の取組みやこれまでに

送り出した子ども達のことを思い出します。また、卒園していく子ども達の

成長も文集「まつぼっくり」から感じます。

文集「まつぼっくり」は発行当初は卒園文集としてスタートしました。

しかし、まつぼっくり保育園が「共同保育所」として誕生したことから

保護者・職員双方が原稿を作成し、子育てや保育について記録される

0歳児から5歳児までの文集となりました。就職当初は、保護者が原稿の入力作業を

担うことにとても驚きましたが、その後、ワープロ・パソコンの普及に伴い、

原稿入力の保護者への負担はなくなりました。文集は少しずつ形を変えながらも

ずっと続いています。こどもの成長、保育実践,父母の会活動の記録を掲載し,

この一年の保育園生活と併せて子育て,共育ちの記録として文集「まつぼっくり」が

作られていきます。

毎年、保育園には卒園・在籍した子どもたちが遊びにきてくれます。

中には、遠い国から日本に来たからとわざわざ保育園を尋ねてくれる子もいます。

その子が在籍した年度の文集「まつぼっくり」をめくりながら当時の話しを

しています。ずっとずっと前のことですが、すぐに当時のことがよみがえり、

小さい頃はこうだったよ。お母さんとこんな話しをしたねと暖かな時間を過ごします。

大人もこどもも共に育ったことを振り返ることのできる今年度の「文集」が

来月には発行されます。どうぞ大切にしてくださいね。

力持ちのお父さん ありがとうございました

2020/01/10

昨年度まで1月に開催していた餅つき会を今年度は12月に開催しました。

そのため、天候も暖かく、感染症等の流行もなく在園児、卒園児が多く参加し、

楽しい餅つき会となりました。また餅つき会後の父親交流会では、園庭整備として

砂場への砂運びをしていただきました。子ども達が砂遊びをするたびに園庭の

あちこちで団子を作ったり、おままごとをしたりと砂が減っていました。

今回、力持ちのお父さんたちによって砂場に砂が戻され大きな砂山となりました。

ご協力ありがとうございました。

家庭と保育園がこどもを真ん中に共に育てていきましょう

2019/12/01

生活発表会では、0・1歳児では大人との関係づくりからあそびへと広がり,

2・3歳児では、大人との関係を土台に友達との関係の広がり、つもり遊びや

ごっこ遊びにも生活の一部分が見られるようになり、4・5歳児では、見られる

ことも意識しながらことばの面白さ、知恵を働かせる遊びなどを見ていただきました。

ちいさい子ども達は、日頃と違う雰囲気を感じながらも大好きな保育士やおもちゃで

遊ぶ姿が見られました。また、友達とのおもちゃの取り合いになった時も「カシテ」と

担任に仲立ちをしてもらいながら解決をしていました。  

3歳以上児は、見られることも少し意識をしながら発表したり遊んだりしていました。

限られた時間の中で遊びを見てもらうことにはなりますが、クラスの中で遊ぶ

我が子の姿や年齢に即した遊びを知る機会にはなったのではないでしょうか。

逞しくしなやかな心と身体は、行事のメインテーマとしてこれまでずっと

取り組んできています。行事前に育てるものではなく、日頃の生活やあそびのなかで

培っていくものです。また保育園だけで育てていけるものでもありません。

家庭と保育園が子どもを真ん中に共に育てていくものです。

これからも子ども達を共に育てていきましょう。


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