2019年 11月

生活発表会で大切にしていること

2019/11/01

今月は生活発表会があります。職員会議で「ちいさいなかま2019.07月号」を

学習資料に運動会を振り返りました。まつぼっくり保育園として何を大切に

保育実践し、行事をむかえたのか。また11月の生活発表会に向けて

どう取り組んでいくのかを討議しました。生活発表会は運動会同様、

日頃の保育を保護者に見て、感じてもらう行事です。

0・1歳児では大人との関係づくりからあそびへと広がり,2・3歳児では、

大人との関係を土台に友達との関係の広がり、つもり遊びやごっこ遊びにも

生活の一部分が見られるようになり、4・5歳児では、見られることも意識

しながらことばの面白さ、知恵を働かせる遊びなどを見ていただきます。

子どもたちの中にある自ら育つ力は,人間関係づくりからスタートし,

生活や遊びの中で豊かに育っていきます。このことからも0歳児が大人と

視線を合わせ、じっくりと物に関わって遊ぶ姿にとても意味があるのです。

どの年齢になっても、じっくりと視線を合わせ、やりとりをすること、

そのことが人との関係づくりを苦手意識と感じない小さい頃から作って

いくことが大切になります。

また、生活発表会当日は限られた時間で遊びをみてもらうことにはなりますが、

各年齢の子ども達が楽しい、面白いなど発達に即した遊びを知ることにもなります。

保育士は、これまで遊んできた遊びの中から子ども達の成長を保護者と共に

感じられるものを吟味し、組み立てます。保育士と子ども達の関係、友達との

関係なども見ることができると思います。

11月の保育紹介

2019/11/01

0歳児 

わらべうた遊びが大好きで大人にしてもらった

遊びを、お人形にしたり、友達がしている時も、

嬉しそうに見て順番を待っています。

今は、穴落としや型はめ積み木などで遊ぶのが

大好きです。「ちょうだい」「どうぞ」などの

やりとり遊びの中で、言葉も増えてきています。

1歳児 

友達とのやり取りが楽しくなり「お出かけ

行くよ」と友達を誘って出かけたり、「バスで

すよ」と大型積み木を並べて座ったりと、子ども

同士で遊ぶ姿がよく見られるようになってきまし

た。発表会でも、子ども同士がやりとりして楽し

む姿を見てもらえたらいいなと思います。

2歳児 

友だちと連れ立って、おでかけごっこ・お買い

物に病院ごっこ、赤ちゃんのお世話ごっこと

ごっこあそびに大忙しです。お弁当箱や

病院の道具などの遊具も加わり、

よりいっそう夢中になってあそんでいます。

友達と楽しい共通体験をする中で、ごっこ

遊びがもっと楽しくなるといいな。

3歳児 

運動会では、大勢の人の前で恥ずかしい

気持ちを乗り越えて、自分の力を発揮する

ことができ、自信をつけた子どもたちです。

運動会後は、朝の準備も自ら行おうと

する子も出てきました。

今月は、引っ越しオニや役割交代の遊びを

楽しみたいです。交通ルールを守って

散歩にもいきたいなと思います。

4歳児 

運動会では、鬼ごっこや体育遊具など少し

難しいことに友達と一緒に取り組みました。

その中で友達の色んな面に気づき仲間関係も

深まって来たように思います。生活や遊びの

中で「どうする?」と相談しあう姿も増えて

きました。

5歳児

運動会の経験画を描き、一人ずつ楽しかった

ことを発表しました。運動会の達成感もあり、

自信を持って話していました。

今は作り話をすることも楽しいようで、

係活動や遊びなどの経験から「部屋の掃除を

しよったら、押入れからうさぎが出てきてね…」

とグループの友達とお話を考え合って作っています。

お話作りや、言葉遊びをたくさん楽しみたいな。


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