今月は生活発表会があります。職員会議で「ちいさいなかま2019.07月号」を
学習資料に運動会を振り返りました。まつぼっくり保育園として何を大切に
保育実践し、行事をむかえたのか。また11月の生活発表会に向けて
どう取り組んでいくのかを討議しました。生活発表会は運動会同様、
日頃の保育を保護者に見て、感じてもらう行事です。
0・1歳児では大人との関係づくりからあそびへと広がり,2・3歳児では、
大人との関係を土台に友達との関係の広がり、つもり遊びやごっこ遊びにも
生活の一部分が見られるようになり、4・5歳児では、見られることも意識
しながらことばの面白さ、知恵を働かせる遊びなどを見ていただきます。
子どもたちの中にある自ら育つ力は,人間関係づくりからスタートし,
生活や遊びの中で豊かに育っていきます。このことからも0歳児が大人と
視線を合わせ、じっくりと物に関わって遊ぶ姿にとても意味があるのです。
どの年齢になっても、じっくりと視線を合わせ、やりとりをすること、
そのことが人との関係づくりを苦手意識と感じない小さい頃から作って
いくことが大切になります。
また、生活発表会当日は限られた時間で遊びをみてもらうことにはなりますが、
各年齢の子ども達が楽しい、面白いなど発達に即した遊びを知ることにもなります。
保育士は、これまで遊んできた遊びの中から子ども達の成長を保護者と共に
感じられるものを吟味し、組み立てます。保育士と子ども達の関係、友達との
関係なども見ることができると思います。