2020年 8月

コツを伝授

2020/08/03

保育園周辺には木がたくさんあり、セミの声も日々大きくなってきました。

夕方、こども達とセミ取りに行くと「おった」と木のあちこちにセミがとまっており

「とって」と言われます。一度目は、とってみせますが、次には「自分でとってごらん」と

促します。捕まえる前に「おしっこ、かけられた」ということもありますが、セミの声に

セミの位置を想像しながら見つけています。中には鳴き声でクマゼミ、アブラゼミと言い当てている子も

います。セミをみつけるとセミの下から手を徐々にセミに近づけ、セミに届くようになってからは

素早く捕るようにします。木の低い位置にセミがいる時は素手でも捕ることができます。

素手で捕った時には「すっげー。捕れた」とこども達も誇らしげにしています。保育園周辺には

アブラゼミやクマゼミのため、素手でも捕りやすいのかもしれません。また、高いところにいるセミを

捕るには虫捕り網が必要になります。その時には友達と一緒に使うことになります。

いつも「ジブンガ」ばかりでは、虫捕り網の取り合いで終わります。楽しいはずの活動が

悲しい気持ちばかりの活動になります。また、セミが同じ場所にじっといるわけではないので

ケンカの間に逃げられることにもなります。子どもからすれば一人ひとつ網があればいいのにと

思うかもしれません。でも、ひとりひとつ用意はしません。自分の気持ちと友達の気持ちと

折り合いをつけないとセミ捕りは楽しいものになりません。そのことも活動を通してこども達に

伝えたいと思っています。ひとりのセミとり名人が誕生すれば、そこからコツを伝え、名人が

増えていくといいなと思います。

8月の保育紹介

2020/08/01

0歳児 

絵本の読み聞かせが大好きになり、繰り返し読んでもらうことを

楽しんでいます。いっぱいからだを動かして暑さに負けないからだを

作っていきたいと思います。また、水、泥、寒天や氷などの感触遊びも

たくさん楽しもうね。

1歳児 

水遊びが大好きな子ども達。洗濯ごっこや、キューピー人形の身体を

拭いてあげたり、水を使った、ごっこ・つもり遊びをしていきたいです。

友達や大人とのマテマテあそびをするのが好きなので、「むっくりくまさん」の

追いかけ遊びでドキドキや、驚きや、楽しいなどの気持ちを友達と共有しながら遊ぼうね。

2歳児 

友達と一緒にピクニックごっこや病院ごっこをすることが流行っています。

「どこが痛いですか?」「お腹が痛いです」と子ども達同士で言葉のやり取りを

楽しんでいます。水遊びや泥遊びもたくさんできるといいな。自分で服を着脱したり

タオルで身体を拭いたりすることが上手になってきています。

3歳児 

給食で苦手なものも、空っぽにする力が付いてきました。正しい姿勢やスプーンの

持ち方にも気をつけながら、「自分で食べ進める力」につなげていきたいと思います。

プールで遊ぶ中で、全身で水を感じて、水の中でも自由に身体を動かせるように

おもいっきり遊んでいきたいです。

4歳児 

絵本を呼んだ後、絵本の世界で遊んでいます。「~へ行ってみよう」と声をかけると

子「ほんとに?ウソやろ?」「行ってみる」とドキドキしながら空想の世界を

楽しんでいる子どもたちです。体育遊具ではやったことのある身体の動きから

新しい動きを入れていきたいと思います。何度も挑戦してみたら

できた経験が味わえるといいな。

5歳児

針に糸を通し、自分で縫いあげた雑巾でホールの雑巾がけを始めました。

広いホールの雑巾がけは大変だけけど、みんなの使う場所を掃除して年長としての

自覚が少しずつ芽生えてきています。体育遊具では、跳び箱や鉄棒を使って遊ぶ中で

前の年長がしていたことを憧れ、やりたい気持ちが高まっています。

皆で目標を決め取り組んでいきたいです。


ページ上部へ