私たち大人は子ども達にどう育ってほしいと願いますか。
保育園時期には、「このイヤイヤ期からはやく抜け出して欲しい」「健康が一番」
「のびのびと心優しい子に」など目の前の子どもの姿に悩みながら、子どもとの関わりの中で
「この子のここは素敵、伸びていって欲しい」と子どもの成長を喜ぶ瞬間があります。
子ども達が小さければ小さいほど成長は早く感じます。
園だよりには、毎月こどものつぶやきを載せています。0歳児から5歳児までのつぶやきを見ると
その年齢らしさが出ています。子ども達の言い回しや感じることにプッと笑いがでるものや
感心するものなど様々でとても面白いと思います。子ども同士の会話に耳を
傾けると子どもなりの解釈ややりとりに「今のでお互い伝わったのだろうか」
「ここでこんなことを投げかけたら子どもはどう考えるのだろう」とそばにいる
私達職員も心の中でその会話に加わっています。
また、園だよりに掲載することで子ども達の成長や発達を保護者と共有したり、
保育園での遊びの様子も知ることができると思います。職員は子どもの
つぶやきを意識的に聞き、書きとめるようになります。
6年間の我が子のつぶやきを振り返ると「こんなにも成長したのか」と感じると
思います。
ご家庭でもつぶやきを書きとめると子育てに少し余裕がでてくるかもしれません。